■データ入力の甘い罠
特に子育て中で外に出れないお母さんたちが、ひっかる(ばかりではありません)ものとして一番多いのは、在宅商法です。私の場合、あるひとつの会社の経験によって、色々なことを経験できました。悲劇ですが、先にしっていればもっと楽だったろうなと思えることもありますので、ご紹介します。

「東京ビジネスセンター」という在宅ワークを斡旋する会社から突然電話がありました。ちょうど、赤ちゃんを出産したばかりで、働いてはいたのですが、休みがちでリストラされるところだったので、資料をとりよせました。怪しい感じはあったのですが、在宅の会社ははじめてでしたのでひととおり話を聞いてみることに。話を聞けば聞くほど今の私にぴったりなんですよね。だから、「CD−ROM代が68万円近くかかる」ってことも気にならなかった。自分で営業した場合を考えると・・・そりゃ大変なリスクですものね。

クーリングオフが20日間だというのに、一ヶ月たってもCD−ROMが送られてこない。締め切りがどうとか・・・。CD−ROMがないことには、レベルチェックやテストなんかもできないというわけで、契約してから50日目でやっと本登録ができたという感じ。わざと遅くしているような印象を受けました。レベルチェックは私には簡単でスムーズにうかったものの、本番の前のテストワークを納品して数日後、「親会社倒産のためしばらく・・・」という内容のメールがきました。私はすぐさま、電話をしてみたら、いつもと同じサポートの女性が出て、何も変わりない様子でした。ところが、一週間くらいたって電話すると、もぬけの殻。実はこの時、何度もかけているうちに電話に出た方※きっと出てしまったのでしょう、私に説明した営業マンだったのです。私は○○さん?と聞きましたがはぐらかされ、とにかく皆研修中で今日はいないので、明日かけなおしてほしいと言われたのです。次の日かけるともう「お客様の・・・」になっており、通じなくなっていたのでした。

インターネットで調べたところ、「悪徳商会」のようなサイトが目にとまり、被害者は私一人じゃないとわかりました。そこで得た情報により、生活消費者ンセンターへ相談に行きます。まず、ローンとサポート代を引き落としされている口座にストップをかけるため、「支払い抗弁権」を使って東京ビジネスセンターとローン会社と現在解約窓口になっている「ラスー」というところへ内容証明書付で送りました。かき方はとてもシンプルです。消費者センターの方も丁寧に教えてくれます。口座をカラにしておけるなら、急ぐことはないそうです。それから、先方と解約の交渉がはじまったのですが、大体2,30万円の解約金で皆さん解約しているらしいのですが、私にはそれほど払えないというと、167,000円まで下がりました。

でも、それさえ出すことができずにいました。「ラスー」も解約の申し出やら何かとトラブルが多くて忙しいようで、消費者センター側から連絡しなければ、あちらから連絡が入ることはないそうで、放っておこうということになりました。
ところが、そういっていて3ヶ月。妙な手紙やハガキが届くようになりました。「全日本債権回収協会」加盟の○○というところから、今すぐに強制回収します、「財産差押え!」連絡せよとの内容でした。今回のこととは全く関係ないのですが、こういう状況だということもあり、不安になって市の無料弁護士相談に電話で聞いてみたところ、もしかしらた、情報が売られているかもしれないとのこと。けれど、書類にて「支払いを止めている」のだから、どこか別の会社から請求されることはないとのこと。このまま向うから連絡がない限り放っておくのが一番よいとのことでした。(後で違う弁護士に相談したところ、この金額ならばさっさと決着つけたほうが、私のためにもいいとのこと)もしも、どこかから請求されることがあっても、ナントかという法律があり、逆に訴えることができるそうです。そして、もしもこの件で裁判沙汰になるようだったら、その時にはじめて「弁護士」に相談するのがいいということでした。

やがて、消費者センターは私が弁護士に相談したこともあり「解決済み」との判断を下し、そのことをラスーにも連絡してしまったのです。すると、ラスーから「解約していないので、支払いを再開する」との要求がありました。もう消費者センターはあてにならず、もう一度、今度は30分5000円の弁護士に相談すると、「いずれにせよ、解約金は必要。申し立てをするには弁護士費用が30万円以上はかかるだろう。解約金が16万円くらいで済むのならば、その方が安く済むだろう。もちろん、後は気持ちの問題でお金をかけるというならば・・・」という解答でした。すぐにラスーに連絡し、書類を先に送ってもらって、それを信販会社に確認してもらってから、お金を振り込み、手続きを終了しました。

実は、5000円の弁護士に相談するまで、夫には内緒でしたが、やはり払わなくてはいけないと知り、報告しました。今まで色々なことがあった私たちだったので、たいした金額ではないのですが、コソコソしているのはさすがに気がひけますものね。これでやっと肩の荷がおろせたような気がします。
■今回の教訓を生かして・・・
そうは、言ってもこの手の在宅が全て悪いわけではありません。うまくつきあって、外に出れないとか、地元では仕事が探せないといったような、状況を克服するて立てにしている方が実際います。

データ入力に限らず、最初に数十万円を支払い、特にクレジットを組まされ仕事をする・・・というのは、おかしいと皆言っています。仕事をする前になぜお金を支払う必要があるのだ!と。そうはいっても、自分に足りないスキルがある場合は勉強するつもりで投資するならば、文句ないでしょう。その場合、会社は選んでください。

選ぶポイント・・・資料請求したら〜〜
■帝国データバンキングで400円ほどかかりますが、企業情報を調べる。
見るべきポイントは、創業して何年ほどか?この業界には、上で紹介した東京ビジネスのように、一度倒産して名前を変えてまた登場するところがあります。そういうところは、年数が少ないはずです。
悪徳商法マニアックスで検索してみる。
ここでは、様々な被害者が解約届の書き方など教えてもらっています。ここで登場しないものはないというくらい情報が多いです。100%そうとも言いきれませんが、大体のことは想像できるでしょう。
■また、数ヶ月様子をみてみるのもいいです。本当に数ヶ月で消えるところもあります!
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